AutomowerTMの特徴やメリットをご紹介いたします。
芝刈り作業の省力化
本自動芝刈り機は、ワイヤーで取り囲んだエリア内において、隅に設置したAC電源チャージステーションでのバッテリー充電と芝刈り作業を自動的に交互に繰り返す機械です。
設定した一定の刈高で毎日わずかな芝草を刈るためゴミ回収の必要もなく、機械本体も非常に軽量で人や構造物に触れると自動的に方向転換をする安全設計です。
さらに、プロユースモデルにはGPSが組み込まれており、自らの走行軌跡を記憶し刈ムラを解消します。
導入にあたっては専門技術者による導入予定地の確認、ワイヤリング設置作業、機械の初期設定等が必要になります。
本自動芝刈り機の導入により芝刈り作業の省力化のみならず、芝生の状態が健全かつ良好に保たれることから、今後ますます活躍の場が増えていくと思われます。
メリット・効果
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01
均一な高さの芝生管理
毎日芝生を刈るため、均一な高さ(※1)に維持できます。サッチの掃除(集草)も不要となり、ゴミの削減にもつながります。また、雨天時(※2)や夜間にも稼働が可能なため、芝生管理の日程調整が不要となります。
- 芝の高さは20mm~60mmの間で設定が可能です。
- 積雪時は使用できません。
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02
安心・安全の芝生管理
全自動による芝刈りのため、芝刈による飛び石や物損等の事故が発生しません。また、リフトセンサー・衝突センサーを装備しています。稼働中も静音のため(57dB(A)~60dB(A))、夜間や近隣への騒音に配慮した管理が可能となります。人力による芝刈が不要になることで、作業中の人身事故防止や、夏季の熱中症予防にもつながります。
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03
機械の性能
自動充電(※3)により稼働します。24時間稼働した場合、1台につき最大3,200m² の範囲の芝生管理が可能(※4)です。また、盗難防止アラームが内臓されています。
- 充電にはAC100v電源が別途必要になります。
- AutomowerTM 430Xの場合
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04
刈り込み技術
GPSを内蔵しており、作業範囲を記憶することで、刈込みパターンを調整し、刈り残しを防ぎます(※5)。また、他の場所より伸びている場所を検知し、集中的に刈込みます。
- ワイヤー外や縁石・景石の周りは一部刈り残しが発生します。該当箇所については、人力での刈込をお願いいたします。
内蔵GPSによる作業範囲のマッピング情報化と芝刈りパターンの調整イメージ
設置条件
下記の他、現地に合わせた条件が発生する場合があります。詳しくは弊社担当者が現地調査で確認いたします。
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100vの電源
充電のため、常時電源が必要となります。また、チャージステーションの設置が必要です。オプションで太陽光パネルによる電源確保も可能です。
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ワイヤーの設置
ワイヤーで囲まれた範囲を稼働するため、ワイヤーの設置が必要です。ワイヤーは、地下埋め込みと地上設置を状況に応じて使い分けます。
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最大傾斜角 24度
24度(45%)を超える場合は使用できません。
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最少稼働幅 60cm
ワイヤーの幅が60cm以下の場所では使用できません。
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段差 1cm以内
段差のある場所は解消が必要です。
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付近に磁性体なし
オートモア導入予定地にフェンス・補強鋼材など磁力を帯びる物体や、高電圧のケーブル等がある場合、電波干渉によりオートモアが使用できない可能性があるため、導入を再検討してください。
よくある質問
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Q : 従来の管理費よりもコストは節減できますか?A : AutomowerTMにかかる費用は、本体・チャージステーション・電気代・消耗品の交換費用のみです。年間30万円程の芝刈りの管理費用(除草・集草含む)があれば、約3年で初期整備コストの回収が可能です。
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Q : 1ヶ月の電気代はいくらかかりますか?A : 1日24時間稼働させた場合、1ヶ月の電気代は約1,000円です。1日に換算すると約33円です。
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Q : サッチを取らなくても良い理由は?A : 毎日伸びた分の芝を刈るため、サッチが非常に細かくなり、分解が早くなるためです。
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Q : 稼働音量はどのくらい?A : 測定値 56dB(A)、保証値 58dB(A)のため、夜間の稼働や住宅地での使用も気にならないレベルです。
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Q : 盗難対策は必要ですか?A : 盗難防止アラームが搭載されており、持ち上げると Pincode を入力するまでアラームが鳴り続けます。